2023年4月1日土曜日

とうらぶ映画感想



刀剣乱舞の映画の感想になります。
ネタバレありなのでご注意ください。



まず初めに、見た人間は2.5はステを最初の一作目、あとは映画ぐらいしかたしなんでない人間です。アニメも両方ろくに見てない。
なんで、映画もほとんど前情報を調べずに見に行きました。(いやtwitter君の仕様変更のせいか、映画の情報が全然流れてこなかった)
わかってたのは、「長谷部がギャルとバスに乗る」「まんばが行方不明になって三日月が追いかける」「酒呑童子が出るらしい」「現代が舞台」の四点だけです。酒呑童子に関しては直前に「そういやこれ何分の映画だ?」と調べた時にちらっと見ただけなのでマジでほとんど知らん状態で映画館に行きました。

正直最近集中力の低下が自分でもわかってるところで、30分アニメを途中で飽きる状態なので二時間もつかな~とそっちもちょっと不安でした。

いやぁ、懸念でしかなかったでした。
あっという間の二時間でしたね! 小説読んだらもう一回見に行こう。

さて、大雑把な感想ですが、「支部で見たやつ〜」っていうのが随所にあってとうらぶユーザーとしても楽しかったですね。スタッフおよびシナリオ、脚本担当の方には感謝しかない。

序盤、FGOの頼光マッマとか四天王とかであの辺が脳裏をよぎりましたが、画面に映ってるのはおっさんなわけです。(当たり前だ)
なんとかイメージを追いやるのに苦労しました。お世話になりまくったんでしょうがない(引退勢)

酒呑童子は赤毛だから新ゲの酒吞はちょっと細すぎんなぁとか、女子が名前しか名乗らんの、最後のあのシーンのためだけかい!とか
伊吹の説得が物であり人外ではなくその時代の人間であったあたりがありがとうって感じてした

あとね、全員集合はね、やっぱワクワクするよね!
不動くんちょっと合成雑だったけどw

不満点としては「お前たちの死が来たぞ!」がなかった〜っていうのと、次こそ真剣必殺が見たいw

あと長谷部はなんかもう動いてるだけでおもし、いや可愛い。直系じゃないにしろ子孫に振るってもらってよかったね!

一回目はストーリー追いかけるだけでいっぱいいっぱいでした。
あ~~やられた!っていうのがね。認識の違いとか、映像作品ならではだなって。
あと尺が圧倒的に足りない。詰め込みすぎたというか。もうちょっとこう。いや。それは前も一緒か。小説を読もう。主役二人以外も書かれているといいな!!

あとED! エキストラの数www
思わず「うわっwww」ってなりました。あれはぜひとも映画館で見てもらいたい。パンフでも「こまけぇwww」ってなった。

さて、細かく見ていくと。
三日月宗近! いやグラブルでもそうだったけど、お前そんなことできるんかい! っていうwww
主お前と七年目の付き合いだけどそんなことできるって知りませんでしたよ???
琴音ちゃんの「自由すぎる」というセリフに「ほんとそれな!!」ってなりました。
一応JKの主が緊張しすぎないようにあえて軽く振舞ってたんだろうな。と、ですよね??? 素じゃないですよね??

写真に撮らせたのも存在証明の一種かなって。思ってたらマジでそうだった。
この辺はFGOのレイシフトの「存在証明」とおんなじかなぁと、仮の主が必要なもの一緒かなって。
そう言う意味ではあそこで髭切、膝丸(現存してまつられている)、長谷部(現存&前の主の子孫がいる)ってことで、存在証明がしやすい刀かつ実践経験ありが選ばれたんだろうなって。

今作の三日月は、仲間思いであり、お茶目なタイプですかね。
「うちの山姥切だ」というあたり、その本丸にちょぎはおらんのですかね。特命調査前なのか優がもらえなかったのか。
小烏丸まで来てるからもしかしたら聚楽第前だったのか、いやでも本歌については特に言及なかったしなぁ。

山姥切国広
今回おまんがヒロイン。いや大暴れしてましたけど。
まさに「支部で見た!!」の集合体でした。主のために何でもやっちゃうタイプだよお前は。
今回敵方だったせいか、出番が少なかったのがね。記憶が戻ってないのに鬼じゃなく主に語り掛けてるがよかった。

でもなんていうか、当たり前だけど、人外というか、物からの声ってやっぱり人にはあんまり響かんのかなというか。
前作が三日月さんが信長に「いささか往生際が悪い」って言って説得というか、突き放したのとは対照的な感じな気もする。いやあれは相手がそれなりに年月を生きた大人であり、生き死にを自分の意思で決定してきた人間だったからかもな。

琴音
お疲れ様!! いきなり綺麗なにーちゃんがちゃんばらやってて「主」って言ってきたらもう脳の処理落ちしてあぁなるよな。って感じでしたね。
今回は説得役というか、人だからこそ声が届くというか。刀剣男士だと「そうあるべき」である感じになるから。要するに共感がないんだわ。それが出来たのはやっぱり人間の役目なんだろうなっていう。
上でも信長には、って書きましたが。確かにあれは共感からの説得ではなく、まさに「そうあるべし」って感じでしたもんね。

そして「知るか、死にたきゃ一人で死ね、こっちを巻き込むな!」ってヤケになって叫ばなかっただけ、めちゃくちゃ優しいし、しっかりした子だったと思います。この辺もまだ柔軟であり、幼さゆえなのかなぁ。と。

そして友人や世界のために人一人を犠牲にする必要があって、その手伝いをしろって言われてはい分かりました。ってできるか?っていうと、ちょっと、無理だなぁ。とは思う。そのせいで世界が滅びるとわかってはいても、明確にわかる一人の命を背負うのはちょっと一般人には難しいと思いますw

酒呑童子&伊吹
細い。要するに世捨て人とか山賊の親分だったんだろうけど、それにしてはちょっと若いというかなんというか。代替わりしたばっかりで、そこをつけ込まれたのかな? という感じではある。

現代版ではなるほどという設定ではありましたね。波長の合いやすい人間で霊媒体質的な感じだったんだろうな。って。境遇に関してのコメントは控えます。いやまぁうん、ねぇ?

そしてこういっては何だけど、あの部屋にまんばちゃんが違和感がないwww
いやそのヒト、経済効果4億の刀なんっすよ。って言いたいw

ラスト、職員らしき人に声を掛けられて一緒に移動してたけど、やっぱり監視対象みたいなのになったのかなぁ。もう一回見た時に確認しとこう。

へし切長谷部
もうなんか、しゃべるだけで面白い。なかなかいないぞ。そう言う感じのタイプ。
そして本当にギャルとバス乗ってたww
実弦さんどういう経緯で仮の主になったんだろうね。子孫筋だとするとこちらも各務同様に政府に確保されてる感じなのかねぇ。ギャルだけど、本来はそれなりに思慮深いんだろうなって感じが出る感じでしたね。

前回のへし切長谷部が日本号と一緒だったり前の主関係だったのもあって、お目目ぐるぐるする感じでいっぱいいっぱいだったのに比べて、今回のはもうちょい大人な個体なイメージでしたね。
でも「長谷部と呼べ」とは言うんだなっていうww
ラスト、前の主の(直接ではないだろうけど)子孫の関係者っぽいことが判明した時の顔がw
お約束とはいえ、あのシーンは素敵でした。ちゃんと伏線積み上げて回収されたって感じで。

髭切、膝丸
服装に違和感があるなぁと思ったら極個体だったのね。
この辺はまだ極をまともに育てきれてないのでわからんかった。二人とまだLv60ぐらいなんだよ。
神職の仮の主とのやり取りがふわんふわんしてて「兄者ってこんなところある~~」ってなりました。主さんも神様を間近で感じてこう、ソワッとしている感じでしたね。

山姥切長義
お前そんなんだから誤解されんだぞ。っていうね。
三日月さんにあてこすられてもあとに引かない感じだし、本丸派遣の個体とはまたちょっと違うのかなぁ。政府のお役人って感じの立場が強く出てた個体だと思います。なんて思ったり。でも瞬間的に反応してるのでやはり山姥切としてこだわるところは変わらんのだろう。

復活シーンとか、やまんばぎりちょうぎ~~~~ってかんじで、十分美味しいとこもってったね! 本丸に帰属してない分、いろいろ思うところがあるのか、「覚えていてやれない」ってところに、今回限りの顕現だったんかな。と思ったり。

その他
鶴さん「俺みたいなのがきて~~」への反応がマジで「それな!」でしたwww
見慣れない江の子がおるな。って思ったら倶利加羅江でしたか! 映画オリジナル刀剣男士として再登場してて嬉しい!
そして政府の記憶処理はMIBってきなサムシングなんでしょうか。スカイツリーから光がバシュッって感じなの???


そんな感じでちょいちょい「んんん?」みたいな感じで引っかかるところはあったものの(現代設定だけにこう、な)全体的にはとても楽しめた映画でした!

ドーナツ