※個人の感想です。
ルイーズ・ブルジョワ展に行ってきました。
なんとなく興味があっただけですが、行ってよかった。すごかったですね。
思わず買う予定のなかったパンフ買ってきてしまった。重いwww
刺さる人には刺さるけど、正直見たくないほど嫌悪する人もいんじゃないかな。って感じ。逆に意味不明って人もいるだろうし。まぁ、そのへんは芸術あるあるですが。
序盤はibみがあるな〜って見てたんですよ。それがだんだん、SIREN?いや、サイレントヒルっぽいな?(ちょうど実況見たばっかだった)となり、ところどころは呪術廻戦っぽさがあり、OUTLASTぽくもあり。早い話ホラー。どうあがいてもホラー。(個人の感想です)
女性が女性(という性)を表現するとここまでグロく、それでいてどこか共感できるもんになるんだなって感じ。こいつは男性作家には無理なラインだなって。
例えるなら男性の母に対する気持ちと、女性のそれは当然異なるわけで、私は女性なんで後者に共感しやすいって話です。もちろん、男女に共通するイメージがあることも否定はしない。
逆に、作品内には男性に対する神聖視している部分もあって、こいつはお互いさまなとこなんだろうなと思ってしまった。
なんていうか、男性作家の母性とかに対する神聖視や過度な憧れが見える作品に対する「いやぁ~~~それは、ちょっと、なぁ?」っていう、苦笑い的なものを、男性はこれを見て感じるかもな。と思ったり。
全体的にグロイのは否定しきれないけど、人間そんなとこがあるよね!って人は平気。
でもこれ多感な年齢の子はちょっときついかもしれん。高校二年とかでみたら嫌悪で吐いてたかもな。
作家さんは精神的にあれやこれやがあったそうで(マイルドな表現)
後年は自分の中の攻撃性などの負の感情を昇華するために作品を作ってる(意訳)とのことだったので、なるほど、サイレントヒルなど精神世界を扱った作品を彷彿とさせたのはそのせいかー。と納得したりもしました。